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山形の建築作品一覧

名称 山形県立東桜学館中学校・高等学校
写真
概要

■設計趣旨
 山形県初の併設型中高一貫校が東根市に建設されました。商業・業務施設の集積著しい東根市中央地区の一画に敷地があります。敷地東側にグラウンドを配し、コの字型の平面計画となる2棟の校舎棟と体育館棟が西側の商業街区に面しています。そこにプロムナード・中庭・駐車場などのオープンスペースを介在させ、周辺への視覚的圧迫感を軽減できるようにしました。外装の一部には木製ルーバーを施し、自然の風合いを併せ持つ落ち着きと品格ある外観です。内部では明快な動線の設定を重視し、中・高6学年の教室群と特別教室群・管理系諸室群などのクラスターが多層的に重なり、内装には県産木材を多用し、ぬくもりある落ち着いた学習環境づくりの実現を図っています。さらに教室棟と体育館棟をつなぐ交流スペースでは中・高の生徒が交わり、活気と賑わい溢れる場になることが期待されます。

建築概要

名称:山形県立東桜学館中学校・高等学校
用途:併設型中学校・高等学校
所在地:山形県東根市中央南一丁目7番1号
敷地面積:24,000.18m2
建築面積:6,615.64m2
延床面積:18,558.35m2
規模構造:地上5階 鉄筋コンクリート造及び鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
設計者:本間利雄設計事務所+地域環境計画研究室
管理者:山形県県土整備部
    本間利雄設計事務所+地域環境計画研究室
設計期間:公募型簡易プロポーザル/2013年2月~3月
     基本設計・実施設計/2013年5月15日~2014年2月28日
施工者:建築工事:校舎棟/市村工務店・千歳建設特定建設共同企業体
         体育館棟/升川建設・丸伸建設特定建設共同企業体
    電気設備工事:ジェック
    機械設備工事:黒澤建設工業
工期:2014年10月9日~2016年2月29日